今回は、北秋田市の渓流にて、イワナを狙ってきました。前日から雨が降っており、釣行を断念するか迷っていましたが、当日は11:00くらいから晴れる予定でしたので、とりあえず現地に行ってみて、釣りができそうだと判断し、釣行に臨みました。
雨の日の釣行のメリット
雨の日は、さまざまな危険がありますが、魚の活性が高まり、釣れやすくなります。
雨により川の水が濁ることによって、人が魚に与えるプレッシャーが緩和され、釣れやすくなります。また、人以外でも、鳥などの襲撃を回避できる状況ですので、活性が上がります。
とはいえ危険な雨天釣行
雨の日はつれやすくなることは先ほど紹介しましたが、雨天の釣行には危険がつきものです。十分に安全対策をして釣行に臨む必要があり、少しでも危険と判断したら、引き返すようにしてください。
- 足元が滑りやすい・・・渓流釣行の際は、川にたどり着くまでの道のりで、急斜面を下る場合があると思います。雨の場合は大変滑りやすくなっています。また、移動中も岩などが濡れて滑りやすくなっていますので、十分注意するようにしましょう。
- 降水量が多いと増水している可能性がある・・・適度な増水であれば魚の活性が上がりますが、降水量が多く、極度に増水している場合は危険です。流れも速くなっており、万が一川の中でウェーダーを着たまま転んでしまった場合、ウェーダーに水が入り込んで身動きが取れなくなってしまい、大変危険です。また、鉄砲水の危険性もあります。極度に増水している場合は引き返しましょう。
- 落雷、土砂災害・・・雨の日の釣行では、落雷・土砂災害の危険もあります。釣りに熱中しすぎて天候の変化などに気づかない場合がありますので、十分注意しましょう。筆者は経験したことはありませんが、土砂崩れが起きる前兆として、少し焦げ臭いにおいがしてくることがあるそうです。釣行中少しでも変化・違和感があったら、中断するのがいいのかもしれません。
釣行開始
雨天時の注意点に気を付けながら、釣行を開始しました。
この日使用したルアーは、SMITHの「D-CONTACT」です。
渓流でミノーイングする際はこのルアーが1つあれば十分と言っていいほどよく釣れます!
基本的にはキャストし、トゥイッチしながら巻いてくるだけです。
筆者はキャストが苦手で、スピニングタックルでは思ったところにルアーを飛ばせません…
ですので、渓流釣行ではベイトフィネスタックルを愛用させていただいております!
この日の初フィッシュ!!
雨の影響で、いい感じに水が濁っており期待が高まる中、一級ポイントを見つけました!
赤丸の場所は流れ込みで深くなっており、魚が付きやすそうな場所になっています。
早速D-CONTACT(Dコン)を投げてみると、
20㎝前半のイワナが釣れてくれました!
その後もポイントをめぐり、
着々と釣果を伸ばしていきました!
開始2時間ほどで、Dコン一つで5匹くらい釣れています。
本日一番の引き!
11時くらいになると、予報通り雨がやんでくれました。
さらに進んでいくと、写真のようなポイントがあり、赤丸のところを攻めてみると、この日一番の引きが!!尺イワナかもしれないと引き上げてみると、
29㎝の泣き尺のイワナでした。尺には届きませんでしたが、楽しませていただきました。
景色も楽しい渓流釣行
渓流釣行の一つの醍醐味として、景色を楽しみながら釣りができるというものがあります。
今回も源流になるにつれて、自然豊かな、まるでジブリのような景色が楽しめました。
源流になるにつれ川幅が狭くなっていき、
倒木のトンネルを抜けると、
小さな滝がありました。ひんやりとして落ち着いた空気が流れていて、日々の仕事の疲れを忘れることのできた瞬間でした。
渓流で釣りをする際は、釣りだけでなく、景色も楽しむことをお勧めします!
釣行を終えて
今回は北秋田市の渓流・源流釣行をしてきました。序盤は雨でしたが、そのおかげで、最終的に10匹以上のイワナを釣ることができました。サイズもほとんどが25㎝前後で、最大で29㎝となかなかいいサイズで、とても楽しむことができました。2匹だけ持ち帰って、塩焼きにしていただきました。
今回使用したD-CONTACTですが、最初から最後まで一度もルアーを変えることなく、釣れ続けてくれました。以前ほかのミノーも使用したこともあるのですが、D-CONTACTだけ釣果が格段に違います!かなりおすすめのルアーですので、ぜひ使用してみてください!
また、きれいな景色と落ち着いた空気の中で、仕事のことを忘れてかなりリラックスできました。
雨の日の釣行には細心の注意を払わなければいけませんが、渓流のミノーイングを楽しむことができた釣行になりました!
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!