今回は、地下水族科学館「もぐらんぴあ」に行ってきました。石油備蓄基地トンネルを利用した特徴的な地下水族館の様子をお届けします。
もぐらんぴあについて
岩手県久慈市に位置する、「久慈国家地下石油備蓄基地トンネル」を利用した設備のようです。
2011年の東日本大震災の津波で被災しましたが、2016年4月にリニューアルオープンをしています。
館内は、地下水族科学館だけでなく、受付から地下水族科学館までの道のりが「石油文化ホール」になっており、久慈備蓄基地や石油についての解説、トンネル掘削の様子などをパネルや装置で見ることができます。
水族科学館内では、連続テレビ小説「あまちゃん」で一躍有名になった海女や南部潜りの実演など(土、日、祝日)、久慈ならではの魅力がたくさん詰まっています!
※地下水族館のため、水族館内は携帯電話の電波は届かなくなります。
引用:久慈の海の水族館 もぐらんぴあ水族館 (moguranpia.com)
震災を乗り越えて、様々な人の支え、努力で作り上げられた水族館。メインのお魚以外にも見どころがたくさんあります!
水族科学館見どころ三選
今回は、水族科学館を実際に見てきて、数ある水槽の中から特におすすめのものを3つ紹介したいと思います!
久慈の海水槽
まず一つ目は、水族科学館で初めに見ることができる、「久慈の海水槽」です。
その名の通り、久慈の海に生息するお魚が展示されています。
筆者は釣りが趣味なので、近くの海中を再現しているこの水槽は非常に楽しむことができました。
水槽の中の魚を見て、「いい型のソイがいるな。」とか「あのメバルは尺あるな。」とか考えてしまうのは釣り人あるあるだと思いますw
土、日、祝日は、この水槽で海女、南部潜りの実演をしているそうです!
今回は平日で見ることができませんでしたので、次回以降リベンジしたいと思います。
トンネル水槽
2つ目は「トンネル水槽」です。
この水槽はトンネル状になっており、まるで自分が海の中を歩いているかのような感覚を味わうことができます。
歩いている上を魚が泳いでいるのを見るのはとても不思議な感覚で面白いです。アジ・かんぱち・鯛などの他に、ウミガメも見ることができます。
「ミズクラゲイルミネーション」
3つ目は、トンネル水槽を抜けたところに位置するアクアホール内の「ミズクラゲイルミネーション」です。
円柱状の水槽にミズクラゲがされており、それがライトアップされ、かなり幻想的な空間になっています。
色とりどりにライトアップされたクラゲがとてもきれいで、いつまでも見ていたくなるような、そんな水槽になっています。
もぐらんぴあの応援団長はさかなクン!?
東日本大震災を機に、さかなクンがもぐらんぴあの応援団長になっており、さかなクンが育てたお魚やイラストなど、たくさんの支援をされているそうです。
4Fの企画展示室には「さかなクンコーナー」が設置されており、さかなクンが育てたお魚やイラストの他にも、実際に絵を描いた白衣・衣装などが展示されており、ファンにはたまらないコーナーになっています。
営業時間・アクセス
営業時間
- 4月~10月 9:00~18:00
- 11月~3月 10:00~16:00
休館日
月曜日(休日の場合はその翌日)、12/31および1/1
利用料金 | 区分 | |||
小・中学生 | 高校生・学生 | 一般 | ||
個人 | 普通使用1回 | 300円 | 500円 | 700円 |
年間パスポート | 600円 | 1000円 | 1400円 | |
20名以上の団体 | 1人1回 | 200円 | 300円 | 500円 |
アクセス
公共機関をご利用の場合、久慈駅から半崎まで市営バスで約25分。(月・水・金のみ運行※土・日・祝は3と8が付く日のみ運行)
久慈駅からタクシーで約25分
- JRバス スワロー号・・・二戸→久慈(約1時間10分)
- JR 八戸線・・・八戸→久慈(約1時間45分)
車を利用する場合
- 八戸方面から(約1時間)・・・三陸沿岸道路を南下→久慈ICで降り、現地へ。
- 宮古方面から(約1時間20分)・・・三陸沿岸道路を北上→久慈ICで降り、現地へ。
- 盛岡方面から(約2時間30分)・・・東北自動車道→安代JCTで八戸自動車道へ→九戸ICで降り、現地へ。
まとめ
今回は、岩手県久慈市「もぐらんぴあ」に行ってきました。
規模は決して大きくはありませんが、展示物一つ一つに工夫がされており、久慈ならではの展示物などもあるので、見ていてとても楽しい施設でした。
東日本大震災で被災されてしまったようですが、全国の皆様やさかなクンからの支援、従業員の努力などで素晴らしい施設になってリニューアルしています。主要都市からの距離は遠いですが、1度行ってみる価値がある施設だと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!